活水中学高等学校 吹奏楽部『奇跡!ブラバン少女』

プロフィール

藤重 佳久【活水学院吹奏楽団音楽総監督】

福岡県久留米市出身。武蔵野音楽大学音楽学部器楽科卒業。在学中より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の一員として活躍。1979年より精華女子高等学校教諭。吹奏楽顧問としてこれまでに、全日本吹奏楽コンクール19回出場のうち金賞10回・銀賞9回・銅賞1回、全日本マーチングコンテスト16回出場のうちすべて金賞受賞。
1999年世界マーチングバンド世界大会でワールドチャンピオンに導く。2006年ローズパレード遠征ではホリデーボール・ミュージックフェスティバルで総合優勝を獲得する。
また、2006年世界マーチングバンド世界大会ではパレード部門でワールドチャンピオンを獲得する。平成20年度、長年出場指揮者賞を全日本吹奏楽連盟より受賞、福岡県私立学校教育功労者表彰。平成21年度、文部科学大臣優秀教員表彰。平成25年度福岡県文化賞を吹奏楽部が高校生として初めて受賞。平成27年度より活水女子大学音楽学部教授、活水中学・高等学校吹奏楽部の音楽総監督を務める。

活水中学・高等学校吹奏楽部

長崎県にある創立137年を迎える私立中学・高等学校。1879年(明治12年)活水学院は、アメリカメソジスト監督教会より長崎に派遣された宣教師エリザベス・ラッセル女史によって創立。最初の生徒はたった1人だった。女性に最高水準の教育をという願いのもと、創立以来キリスト教に基づいて一人ひとりを大切にする教育を貫き、社会に奉仕し、これまでも、活躍する多くの卒業生を送り出してきた。学習環境も充実しているほか、新体操部・バレーボール部などの部活動も盛んに行われている。そんな中、中学生・高校生が一緒に楽しむ部活として存在した吹奏楽部に、2015年4月 吹奏楽界のカリスマ顧問藤重佳久先生が音楽監督として就任。それまで、部員20名足らずだった部が、藤重氏の就任により部員も急増。さらには、噂の熱血指導により演奏力もより急成長を見せ、着任初年度、就任から約7カ月にして全日本吹奏楽コンクール全国大会にまで出場するという奇跡的快挙を成し遂げた。吹奏楽界において今、最も注目を集める吹奏楽部といえるであろう。今後の活動が大きく期待される。

ツイッター